会社はだれものものか

岩井克人著 「会社はこれからどうなるのか」の続編。あまり経済本を読まないけれど、
前作は経済のことをよく知らない人間でも理解できるし、このようなロジックがあるのかと発見もあった良い本。
著者は会社について研究をしている人。前作は株主至上主義的な経営に疑問を投げかける面白さがあったけど、今回は例の「ライブドアvsフジ」騒動の後、急遽出版したらしく、前作から大きく内容的に進展があったとはいいがたい。
読んでない人は「会社はこれからどうなるのか」のほうがおすすめです。

会社はだれのものか

会社はだれのものか